コットンのふるさと インド


コットン(綿、木綿、綿布)は私たちの生活になくてはならないものですね。なんといってもまずコットンではないタオルなど考えられません。近頃は吸水性が高い合成繊維のタオルも出回っていますが、コットンが肌にはやさしい。下着や衣服の生地も「当社○○比150%涼しい!暖かい!」と高機能をうたった合成繊維の新素材が夏や冬シーズンの到来とともに発表されますが、やはり私は自然素材のコットンが肌にやさしくて大好きです。羊毛のチクチクが苦手な敏感肌の私でもコットンなら安心!

こんなに日常生活に普及しているコットンですが、歴史を振り返ると絹織物よりも高級品であった時代があったようです。朝鮮から綿の種子が伝来して日本で木綿の栽培が始まったのが14世紀から15世紀、そのころ貴族は絹の着物、庶民は麻の着物を着ていたとか。驚きですね!木綿は中国・朝鮮からの輸入品で高級品だったのです。

目線を変えてヨーロッパについて調べてみると更なる驚きが!15世紀ごろ、いわゆる大航海時代にヨーロッパ人がアメリカ、アジア大陸と盛んに交易を始めたときにインドからヨーロッパに綿布がもたらされたそうです。それまでヨーロッパ人にとって布といえば毛織物か麻だったので、コットンの軽さ、柔らかな手触り、暖かさは未知のものだのです。 そう!コットンのふるさとはインドなのです。

世界第2位、12億人の人口を抱えるインドは近年のIT大国のイメージがありますが、一方で昔からの伝統の手工業を大切にしている国です。「メイク・イン・インディア」の旗印のもとに「ものづくり」で国を成長させようとしています。繊維産業もその一つで世界トップクラスの繊維製品の生産国です。それゆえインドには繊維省なるところがあるのも興味深いです。ラブシマにとってインドは大事なパートナーです。

右下はデリーの生地屋さん、カラフルなリボンでいっぱいの棚。
Copylight(C)2016 love sima....All rights reserved.
掲載記事・写真・イラストなどの無断複写・転載等を禁じます。