最近のエシカルとアパレル業界事情

 
最近、アパレル業界で「エシカル」という言葉がよく聞かれます。「エシカル」とは、倫理的、道徳的という意味の英単語で、近年英語圏を中心に「エシカル活動」が広まりつつあります。アパレル業界で言う「エシカル」は、デザインが優れているかという以前に、倫理的に正しく製造されているかを指します。すなわち、自然環境に負荷をかけない素材や天然リサイクル素材の使用、弱い立場になりがちな小規模生産者や職人に対し、正しい条件で仕事を提供する「フェアトレード」などが、アパレル業界における「エシカル」です。また、このような倫理的に正しい過程を経てつくられるファッションは、アパレル業界では「エシカル・ファッション」と呼称しています。近年、アパレル業界ではこのエシカル・ファッションを積極的に取り入れており、エシカル・ファッション専門のブランドも世界中で広まっています。世界では、アメリカ・ロサンゼルス発祥の「LIV GRN」、同じくロサンゼルスで生まれた「オムニピース」、そしてエシカル・ファッション先進国のイギリスで生まれた「INHEELS」、日本人とルーマニア人によって設立された「Etrican」などのブランドが有名です。日本国内でもエシカルブランドが多く設立されており、日本初のエシカルジュエリーブランド「HASUNA」や、ビジネスを通じた国際貢献を掲げる「マザーハウス」、そしてオーガニックコットンの服と天然素材の雑貨を扱う「かぐれ」が有名です。
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